街で気軽に食べられるチェーン店の牛丼。この牛丼一杯を作るのにおよそ2000リットルもの水が必要だそうです。
これらの水は、牛の飲み水に使うだけではありません。牛に与える飼料の穀物を育てるのに必要な水も含まれます。
牛肉を生産するには大量の水が必要ということです。
3月22日は「世界水の日(ワールド・ウォーター・デイ)」ですが、世界の水不足は年々深刻になっていくようです。
世界で現在20億人が安全な水が飲めない生活をしていますが、2050年には倍の40億人に増加すると国連は予想しています。
また同じく2050年までに、世界人口の2/3が
生活用水不足に陥ると言っています。
それにも関わらず、深刻な水問題の大きな要因の一つでありながら、メディアが取り上げようとしない問題は
「食肉」です。
ネットスラングでいう「マスゴミ」は、スポンサーがいて成り立つ商売ですので、スポンサーに不利なことは書きません。
また食肉産業など力のある業界の不都合な真実は検閲を通らないのでしょう。
肉は水を大量に消費する非常に効率の悪い贅沢品です。
1kgの穀物から1kgの牛肉は取れないからです。
パン1枚を作るのに40リットルの水が必要なのも驚きですが、ハンバーガー1個には2400リットルもの水が必要になってきます。
しかし世界の1/4の新鮮な水は、家畜や酪農(乳牛)に使われているそうです。
世界が畜産をやめたら、地球上の飢餓はなくなるとも言われていました。
近年、中国の食肉の消費が増加しているのは、人口が急増したうえに、富裕層を中心とする欧米化した食生活が原因と言われています。
しかし中国も、戦後日本が欧米から肉や小麦を押し付けられたように、ずっと菜食中心の食生活を続けてきた人々がターゲットにされています。
世界的な穀物メジャーは、輸出先としての市場をより早く確保するために必死です。
小学校で子供たちに牛乳の無料配布をして味を覚えさせるなどして、現地の人々を取り込み、畜産を根付かせようとしています。
国連によると養牛でアマゾンの森林は、すでに70%も食い尽くされてしてしまったそうです。
一度荒れた土地は森に戻るまで長い時間がかかります。
そして畜産では動物を大量に交配・繁殖し、毎年、無数の動物たちが苦しみ抜いた上に短い生涯を終えています。
「ミートレス・マンデー」という肉を食べない日を月曜に決めようという動きが、世界的に多くの人々に賛同されているようです。
あのポール・マッカートニーなどの著名人らが呼びかけています。
週に1回で良いのです。
肉を食べない日を作りませんか?
健康のために、環境のために、そして動物のために。
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食肉が深刻な水不足を引き起こす 3月22日は「世界水の日」です。
by chickpea(CW)
[鈴木社長の感想]
数値や割合についてはいろいろな換算方法があるのでしょうが、大半の畜産がエコでなく、倫理的な問題を抱えていることは確かでしょう。エコで皆にやさしい生活を心がけたいものです。
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