少し街を歩けば、ペットショップが至る所にある日本。
夕方の公園を除けば、楽しそうに犬の散歩をする人たち。
そう、日本は「ペット大国」と呼ばれるほど、ペットブームなのです。
でも、よく考えて欲しい。
そもそもそんなにペットショップが必要ですか?
本当に、そんなに毎日バンバン子犬や子猫が売れていくと思いますか?
犬や猫の平均寿命は大体13歳~18歳。
一般的に、猫のほうが長生きすると言われていて、猫なんかは、20歳まで生きるコもいます。
動物はオモチャではありません。
我々人間と同じように、生きているのです。
生きていれば、食費もいるし、病気にかかれば病院代だって必要になりますよね?
13年~18年生きるとしたら、その分、動物を飼うにはお金が必要になるのは、当然のこと。
何匹もの子犬や子猫を、おうちに迎えられる家庭なんて、そんなに多くないと思います。
だとすると、ペットショップで売れ残るコたちが出てきますよね。
あのコたちは、一体どうなるのでしょう?
子犬だ、子猫だ、と言って、「小さい、可愛い」とモテはやされるのは、せいぜい生後半年くらいまで。
それからは、どんどん大きくなり、大人になります。
大体のペットショップに来るお客さんが求めるのは、小さくて可愛い「子犬」「子猫」。
「大きくなった犬猫」は、あまり人気がありません。
大きくなったコたちが、どうなるのか?
実際に見てはいないので、完全に知ることはできませんが、想像したくないようなことになってそうな気がします。
動物保護・動物愛護の観点から見ると、むやみやたらにペットショップを増やしまくる今の日本は、本当に「ペット大国」「ペット天国」なのでしょうか・・・?
街中を歩いていて、「あー、可愛い_♪」などと癒されるのも良いですが、ちょっと冷静に立ち止まって考えてもらいたい問題だと、私は思います。
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『日本は本当にペット大国なのか?!』(日本のペットブームの闇に迫ります)
by B.C.(CW)
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