[不動産] [投資] [求人] [通販] [食品] [比較] [買取] [美容] [化粧] [健康] [中古] [脱毛] [英語] [英会話] [送料無料] [ダイエット] [サプリメント] [ファッション]


[政治学 amazon] [政治学 楽天]
名前>発言

英政治学者ブライス「地方自治は民主主義の学校」[2016年更新]

近代国家:領土、国民、主権という3要素によって特徴づけられる国家。西欧の絶対主義時代に確立[政治学]

国家学説:国家の成立に関する政治学説。代表的なものは、征服国家説、家族国家説、王権神授説、社会契約説、階級国家説[政治学]

人類の分け方:国民は、政治的・法的に分けられた、地理的なまとまりの内側に住む人たち。民族は、同じ文化を共有する人たち。人種は、同じ遺伝子を共有する人たち[政治学]

政治:国家をはじめとする人間集団における権力による一元的統合の形成、維持、崩壊の全過程[政治学]

学者による政治の定義:だれが敵であり、だれが味方であるかを決定すること(シュミット)。社会的諸価値の権威的配分により社会に一元的な秩序をもたらし、その維持によ って社会を統合すること(イーストン)。国家権力の分け前にあずかろうとする努力(職業としての政治)。物理力の行使または威嚇による一定地域における継続的秩序の樹立(支配の社会学)。権力の形成と分配(ラズウェル)[政治学]

権力:他者の当初の意思に反しても、自分の意図したことを他者に行なわせる力。概念は、実体的権力論、関係的権力論、機能的権力論。分類は、強制的権力、報酬的権力、規範的権力[政治学]

実体的権力論(ラズウェル):権力は、なんらかの社会的価値の所有によってもたらされると考える説。権力をもたらす社会的価値は、政治力、尊敬、金銭、道徳、愛情、健康、技術、知識[政治学]

関係的権力論:権力は、権力関係における受け手の認識に左右されると考える説。実体的権力論を修正するかたちでダ−ルが提唱[政治学]

機能的権力論(パ−ソンズ):権力は、目的達成のために社会的資源を動員する能力であり、機能として理解されるべきであるとする権力理論[政治学]

権力の分類(エツィオーニ):強制的権力は、物理的権力による身体への処罰またはその脅迫によって服従を調達する。報酬的権力は、物質的利害による勧誘、つまり報酬としての利益供与や処罰としての財産剥奪などより服従を調達する。規範的権力は、象徴的価値の操作によって自らの権威を高め服従の自発性を増大させる[政治学]

権威:他人からの指示をその内容を吟味することなく進んで受容すること[政治学]

支配:ある政治勢力が、一定地域において、自分の意のままに社会的価値を配分できること。人々が命令に服従すること。種類は、伝統的支配、合法的支配、カリスマ的支配[政治学]

政治的支配の分類:伝統的支配は、伝統や習俗に基づいて正当化された支配。合法的支配は、合法的な手続きによって正当化された支配。カリスマ的支配は、支配者個人の卓抜した能力ないし魅力によって正当化された支配[政治学]

服従:他の命令または意思に従うこと。分類は、盲従、信従、賛従、欲従、畏従、被操縦[政治学]

服従の分類:盲従は、権力者に対する人間的信頼あるいは尊敬に基づく服従。信従は、権力者の決定権限に対する倫理的是認に基づく服従。賛従は、権力者の決定内容に対する同意に基づく服従。欲従は、権力への服従行為に対する反対給付を期待しての服従。畏従は、権力への不服従行為に対する制裁を畏怖しての服従。被操縦は、権力への服従行為であることを自覚しないで提供する服従[政治学]

ミランダ:呪術的・感情的な象徴の体系。芸術儀式などを用いて大衆の情動的で非合理的な側面に訴え権力を神聖で壮大なものとして正当化する象徴形式[政治学]

クレデンタ:知的な象徴の体系。理論、イデオロギー、信条、体系などを用いて大衆の知性的で合理的な側面に訴え、権力を尊敬、服従などの対象として正当化する象徴形式[政治学]

政治的神話:一定の歴史的事実、社会理論、理想社会像などを信仰的対象として絶対化したもの[政治学]

広義のイデオロギー:マルクスの生産諸力としての社会経済的下部構造に対応する上部構造としての、国家その他の政治構造、法制や家族その他の社会構造、宗教・芸術・学問その他の文化構造のすべてを含む意識諸形態[政治学]

イデオロギー:私たちだれもがなんらかの形で抱いている世界観のこと。人間、自然、社会等についての一貫性と論理性をもった表象、イメージと主張の体系。合理的・科学的側面と非合理的・宗教的側面の2面性をもつ。分類は、狭義のイデオロギー、アポロギー、ユートピア[政治学]

マンハイムによるイデオロギーの分類:狭義のイデオロギーは、その時代の現実をそのまま正当化して結果として保守的役割を果たす体系。アポロギーは、新しい勢力に対して旧体制を防衛するための体系。ユートピアは、現体制を乗り越えていこうとする革新的性格を持った体系[政治学]

政治的イデオロギーの要素:人間や社会問題を評価するときの基準となる根底的価値。世界の基本的な発展法則についての観念。諸価値実現のための諸条件としての神話的命題。個別具体的な政治行動の指針[政治学]

政治的イデオロギーに関する学説:マルクスの「虚偽意識」。マンハイムの「存在被拘束性」。ベルの「イデオロギーの終焉」[政治学]

マルクスのイデオロギー論:イデオロギーとは支配的な諸階級が彼らが支配する現実を正当化する体系をあたかも不変の真理であるかのように提示して現実の社会的矛盾を隠蔽するものである[政治学]

知識の存在非拘束性:あらゆる知識、信念体系はそれを信ずる個人や集団の社会の中での位置によって規定される[政治学]

イデオロギー終焉論:総体的世界観から政治的選択を導くようなイデオロギーはその魅力を失い、政治的対立は現実的利益を巡って具体的政策のレベルで争われるようになったとするもの[政治学]

イデオロギー終焉の原因:先進国の経済的発展と生活向上がイデオロギーの対立を緩和した(アロン) 。20世紀中期の人類の歴史的経験への反省(ベル、リプセット)[政治学]

政治的エリート:社会的に拘束力のある意思決定をなしうる者[政治学]

エリート理論の特色:寡頭制の鉄則。政治社会は固有のエリートを生み出す自立性を有している[政治学]

寡頭制の鉄則(ミヘルス):団体は、組織が大きくなると必ず少数支配(寡頭制)になるという法則[政治学]

エリート発生の原因:多数者の有効な組織化に当たってどうしてもピラミッドの頂点を占める少数者の支配が必要になること(モスカ)。権力を握ったものの権力維持の欲や無力な大衆の指導者を待望する欲求(ミヘルス)[政治学]

階層化理論:社会的経済的な上流階級がいかなる社会にも存在し彼らは政治的意思決定におけるエリートであって、自分の利益のために権力的支配を行い社会的疎外と階級対立の原因となる[政治学]

パワーエリート(権力エリート):一国の政治権力構造の頂点を占めているエリート集団。政治と経済と軍部のエリート[政治学]

ヘッドシップ:権力によって組織化された体制をもとに命令、服従によって社会が目標実現へ向かっていくこと[政治学]

リーダーシップ:社会成員の自発的指示に基づいてその社会のためにその成員全員を一定の方向へ向けて統合し方向づけていく作用。伝統的・代表的・創造的・投機的リ―ダーシップ。スタイルは、専制的、民主的、放任的。プロセスは、大衆の潜在的問題意識の組織化、問題の特定と解決の提示、課題の広告宣伝による説得[政治学]

政治的リーダーシップの類型:伝統的リーダーシップは、伝統や慣習に基づいて成立。代表的リーダーシップは、人々の利益を代表することで成立。創造的リーダーシップは、新しいビジョンを示すことで成立。投機的リーダーシップは、不満を解消させることで成立[政治学]

ヨーロッパ中世社会:政治は共同体やギルドの慣習や道徳、教会の宗教と未分化であり、人間も個人である以前にそうした身分的あるいは宗教的な共同体の一員として生きていた。崩壊後は、利己的で理性的な個人としての人間が析出されそうした人間像をベースとした政治的構想が立てられ始める[政治学、歴史]

マキャヴェリの現実主義:政治体制の維持には強大な権力が必要であり、政治指導者は時には愛や善意よりも暴力や狡知を用いるべきである。人徳(ヴィルトゥ)は、運命(フォルトゥーナ)に優る[政治学、歴史]

ボーダンの主権論:国家の最終意思を決定する最高権力である主権の概念を確立し、君主の絶対性を主張[政治学、歴史、世界史]

社会契約論:国家は自由で平等な個人相互の契約に基づいて成立すると考える市民革命期の政治思想[政治学、歴史、世界史]

ホッブズの社会契約論:自然権は、自己保存・自由。自然状態は、万人の万人に対する戦争状態。社会契約は、自然権を全面的に譲渡。主権は、絶対・不可分・不可侵[政治学、歴史、世界史]

ロックの社会契約論:自然権は、自己保存と自由のほかに所有の権利も承認。自然状態は、一応の平和状態。社会契約は、自然権の一部だけを信託。主権は、立法・行政・連合の三権分立、抵抗権の容認[政治学、歴史、世界史]

ルソーの社会契約論:自然状態は、完全な自由と平等。社会契約は、全体意志(妥協の産物として形成される意見の一致)ではなく、一般意志(皆の意志が一つになったところに成立する共同我)に基づくべき。人民主権の容認。代議制民主主義の否定[政治学、歴史、世界史]

モンテスキューの三権分立論:立法権(庶民院と貴族院)・行政権・司法権の三権の分離を主張。三権の間の「抑制と均衡」の必要性を指摘[政治学、歴史、世界史]

独立宣言:万人の平等と生命、自由、幸福追求の権利の自然権としての確認にはじまり社会契約論、人民主権、革命権が明文の政治原理として採用された[政治学、歴史、世界史]

保守主義:一般にその時代までの過去に積み重ねられてきた価値を維持し変革から守ろうとする思想[政治学]

バークの保守主義:伝統や慣習は長年の人類の英知に基づいていると考え、急進的な改革を否定する政治思想[政治学、歴史、世界史]

ベンサムとミルの功利主義:人々の物質的・精神的利益を算定し、「最大多数の最大幸福」を実現しようとする政治哲学[政治学、歴史、世界史]

マルクスの社会主義:生産手段の私的所有を廃止し公的所有にすることにより、資本家の労働者に対する搾取をなくそうとする思想[政治学、歴史、世界史]

政治家の資質:心情倫理と責任倫理とを区別し責任倫理について責任感があること。政治状況の予見・洞察力。政治への情熱[政治学]

心情倫理:行為の動機である純粋な心情を倫理的基準とする考え方[政治学]

責任倫理:行為のもたらす結果については、その動機や心情にかかわらず、責任をとらなくてはならないとする考え方[政治学]

演出された理想的指導者のイメージ:被支配者の待望する指導者のイメージであり倫理的潔癖性・庶民的大衆性・カリスマ性などが重視される[政治学]

わが国の政治思想史:福沢諭吉・独立自尊の精神。植木枝盛・抵抗権、革命権の保障。中江兆民・人民主権。徳富蘇峰・平民主義。吉野作造・民本主義[政治学、歴史、日本史]

議会主義:政治的リーダーシップ(主に立法、財政などの政策決定)が議会(国民の代表とされる選挙された議員から構成される会議体)に与えられる政治運営の体制[政治学]

近代議会:社会内の諸個人の政治的主張を統一することによって社会を統合する機関であり、また近代国家の統合のシンボルである。統一・統合は、議員たちの自由で理性的な討論と説得そして妥協の積み重ねによる意見の一致によりなされる[政治学]

多数決原理:多数の意思に基づいて決定を行なうという原理。有効に機能しうる条件は、同質性、十分な討論、少数意見の尊重[政治学]

委員会制:常任委員や権限範囲を明確に特定された多くの委員会が立法方針から細目までを独自に審議し決定できる。議員は原則としてどこかの委員会に所属し委員としての活動が議員活動の中心を占める[政治学]

アメリカ合衆国の政治の特色:草の根レベルからの要求の積み上げが政治を作動させてきた点。連邦制。三権分立。権力間の牽制均衡[政治学]

アメリカの大統領制の特徴:不信任決議権や議会解散権がない。大統領は法案や予算案を提出できない。大統領は拒否権をもつ。議員と閣僚は兼職できない[政治学]

大統領制の短所:政治の非能率。大統領と議会の多数派とが責任を押し付け合うことが可能[政治学]

開発途上国の特徴:ナショナリズムが強く主張される。主として経済上の理由から社会主義に傾きやすい。権力集中的傾向をもつ。軍部の力が強い[政治学]

現代大衆国家となった社会的経済的背景:資本主義の高度な発達。科学技術と産業社会の高度化。都市の膨張。教育の普及[政治学]

情実任用制(猟官制、スポイルズ・システム、パトロネ−ジ・システム):採用者の私情が重視される公務員任用制度。目的は、行政機構の民主化。問題は、行政機構の非能率化と腐敗[政治学]

資格任用制(メリット・システム):官職にふさわしい資格や能力があるかを調べ、それをもとに採用を行なう公務員任用制度[政治学]

官僚制:行政国家が擁する官僚機構に代表される特別な組織形態つまり専門的な行政官(官僚)を中心とする整備された行政組織。目的合理的に形式化され運営される大規模な組織で、正確な予測可能性、計算可能性をもつ時計のような組織。合法的支配形式をとる近代国家を代表するシステムで、近代資本主義企業が生んだ組織形式[政治学]

近代官僚制の特徴:権限の原則。階統制の原則。文書主義。公私の区別。専門性の原則。専任性の原則。規則による規律[政治学]

官僚制の逆機能(訓練された無能力):官僚制の原則の遵守が逆に問題をひきおこす可能性[政治学]

官僚制の弊害:権威主義的態度と形式主義的態度。権威主義的態度は、尊大さ、特権意識、不親切。形式主義的態度は、法規万能主義、繁文縟礼、たらい回し、責任回避[政治学]

形式主義的態度の内容:法規万能主義は、法や規則に定めがないからできないとすること。繁文縟礼は、不必要なまでに多くの書類の作成を求めること。たらい回しは、自分の権限の範囲ではないからとほかの部局に回すこと。責任回避は、自分は規則通りに行動しただけだと弁明すること[政治学]

民主主義の歴史:市民革命期の民主主義は、急進派の思想で、自由主義と対立。18世紀から19世紀に欧米では議会制民主主義が確立。20世紀の民主主義は、大衆の世論に立脚した大衆民主主義[政治学]

多極共存型民主主義(コンソシエーショナル・デモクラシー):宗教や民族などによる社会的亀裂がはっきりしている国にみられる民主主義 。特徴は、下位文化集団の強力な自治権、全国的な決定における全会一致制の採用、大連合政権、人事などでの比例制原理の採用[政治学]

多元的民主主義:多元的な団体の政治的競合によって民主主義が支えられていることを示す概念[政治学]

多元的国家論(政治的多元主義):国家は、多くの社会集団の一つにすぎないとする国家論。権力は国家に独占されるべきではなく、大衆社会の中に噴出してきた経済的、宗教的、文化的な諸団体に分有されるべきであり、諸個人は諸団体を通して政治に参加することで、大衆社会化・議会の空洞化のなかで喪失した政治的積極性を回復しうる。代表的論者は、ギルケ、ラスキ、リンゼイ、コール、バーガー、マッキーヴァー[政治学]

夜警国家:19世紀の自由放任主義の国家観で、国家は外敵の侵入防止、国内秩序維持 、個人の財産・自由の侵害の除去という必要最小限の消極的役割のみを果たすべきであるという国家観[政治学]

福祉国家:福祉(公的扶助による生活の安定、充足)など市民へのサービスを積極的に行なう国家。国家が社会保障を中心とする社会政策、独占禁止から産業国有化に到る経済政策の主体として社会全体に介入し個々人の福利実現に努めることで社会を統合していく[政治学]

ファシズム:指導者原理に基づく民族主義的な全体主義体制、ならびにそうした体制の実現を求める政治思想や政治運動。思想は、民族主義、全体主義、指導者原理、反共主義[政治学]

ナチズムの心理:権威への積極的服従と権威主義的パーソナリティ。権威への積極的服従は、自由からの逃走。権威主義的パーソナリティは、サディスティック(加虐的)な攻撃性とマゾヒスティック(自虐的)な献身性[政治学]

独裁の分類:シュミットは、委任的独裁、主権的独裁。ノイマンは、単純独裁、カエサル的独裁、全体主義的独裁。ハルガデンは、古典独裁、超革命独裁、反革命独裁、疑似革命独裁[政治学]

ノイマンによる独裁の分類:単純独裁は、軍、警察など伝統的支配手段を少数者が集中的に掌握する独裁 。カエサル的独裁は、大衆の独裁者へのカリスマ的影響力を背景とする場合。全体主義的独裁は、マスメディアや経済の統制により、私生活までに権力を浸透させる場合[政治学]

ハルガデンによる独裁の分類:古典独裁は、伝統的貴族、君主などに対し、新興経済勢力が台頭するときに起こる独裁。超革命独裁は、大衆蜂起を背景に革命委員会を強権で支配する独裁。反革命独裁は、古典独裁に対抗して伝統的支配層が組織する独裁。疑似革命独裁は、超革命独裁の恐怖にかられた中産階級の大衆運動で組織される独裁[政治学]

カエサル主義:対立する諸勢力が破局的な均衡を保っているとき大人物がなす仲裁的解決。進歩的カエサル主義と退歩的カエサル主義[政治学]

コーンハウザーの社会類型:大衆社会は、接近可能性が高く、操作可能性も高い。全体社会は、接近可能性が低く、操作可能性が高い。伝統社会は、接近可能性が低く、操作可能性も低い。多元社会は、接近可能性が高く、操作可能性が低い[政治学]

政治過程論(ベントレー、トルーマン):政策が形成され実施される過程を研究する行動科学的政治学の一分野[政治学]

政党:一定の政策の実現を目標として、政治権力への参加及びその獲得を目ざして活動する団体。機能は、利益表出機能、利益集約機能、選挙機能、統治機能[政治学]

政党制:各国ごとに異なる政党構成の類型。類型は、一党制、ヘゲモニー政党制、二大政党制、一党優位制、穏健な多党制、分極的多党制、原始的状況[政治学]

共和党・民主党:基本的政治理念の類似。地方分権的。党首と党員の不在。党規律が弱い。交差投票が顕著[政治学]

保守党・労働党:基本的政治理念の対立。中央集権的。多くの党員の存在。党規律が強い。党議拘束が顕著[政治学]

政党が公的役割を果たすための条件:普通選挙制と議会主義。複数政党の存在。党内民主主義[政治学]

ウェーバーの政党発展論:貴族政党は、最初期の政党で、貴族とその従属者の集まり。名望家政党は、永続的な組織をもった最初の本格的な政党。大衆政党は、大衆を組織し、担い手とする政党[政治学]

政治資金:政党の活動費用。内容は、党費、寄付、国庫補助、事業収入[政治学]

多数代表制:選挙区内の多数派が議席を独占できる制度であり多数党による安定政権が期待できる[政治学]

少数代表制:選挙区内の少数派も議会に議席を獲得してその主張を反映できる選挙制度で国民意思が忠実に反映させられるが小党分立による政情不安を招く恐れがある[政治学]

選挙制度:小選挙区制は、一選挙区から一人を選出する制度。比例代表制は、各党の得票率に応じて議席を配分する選挙制度。並立制は、二つの選挙制度のそれぞれに議席数を割り当て、互いに無関係に当選者を決定する方法。併用制は、比例代表制選挙の結果で各党の議席配分をすべて決定し、各党の当選者の決定についてのみ、小選挙区制の結果を尊重する方法[政治学]

小選挙区制の長所:候補者の識見を知る機会が多い。小党乱立を防ぎ、二大政党化を促すので、政局の安定をもたらす。選挙費用の節約が可能になる。選挙の取締が容易になる[政治学]

小選挙区制の短所:競争が激烈になりやすい。多くの死票を産むので、民意と議会の構成に乖離が生じてしまう。選挙腐敗を誘発しやすくなる。新人の選出が困難となる。小選挙区制の下では一党が三分の二の議席を獲得することが容易になり、硬性憲法の趣旨が失われる。得票率と議席率が逆転しうる小選挙区制の下では 衆議院の解散制度の民主的意義が失われかねない[政治学]

大選挙区制における投票方式:単記では一人の名前、完全連記では議員定数分の名前、制限連記では議員定数より少ない決まった数の名前を書いて投票する[政治学]

大選挙区制の長所:候補者の選択の範囲が広くなる。腐敗行為が少なくなる。死票が少なくなる。新人選出の可能性が大きくなる[政治学]

大選挙区制の短所:選挙人と議員の関係が希薄になりがちであり、選挙や政治に対する選挙人の関心が乏しくなりやすい。選挙費用がかさむ。補欠選挙を行うのに不便である。選挙人と候補者の関係が一般に疎遠であり、選挙に際して選挙人が候補者の人格や識見を知らないことが多い[政治学]

投票行動研究の主要学派:コロンビア学派(ラザースフェルド)は、投票行動について、社会構造との関連を重視し、子供の頃から形成されてきた先有傾向を分析対象とする学派。ミシガン学派(キャンベル)は、個々の選挙における政党支持態度と投票行動の関連を重視する学派[政治学]

「バッファー・プレイヤー(緩衝投票をする人)」説:政権党が強過ぎるようだと野党に投票し落ち目だと与党に入れる人々が大きな役割を果たすとする考え[政治学]

圧力団体:職業的、生活的、思想的な利益の擁護、追求を目的とした団体で、政府や政党に圧力をかけて自らの利益を政治的に実現しようとするもの。分類は、部分団体、促進団体、潜在団体[政治学]

マッケンジーによる圧力団体の分類:部分団体は、特定の職業利益の増進を目的とした圧力団体。促進団体は、公共利益の増進を目的とした圧力団体。潜在団体は、通常は圧力団体活動をしていないが、必要に応じて政治的活動を行なう団体[政治学]

圧力団体の台頭要因:地域代表政治の補完(職業利益や公共利益の表出)。政党機能の補完(政党によって代表されない利益を表出)[政治学]

圧力団体の欠点:圧力団体本来の特殊利益のみを強力に主張する集団エゴイズム性ゆえに利益表出をゆがませその集約、統合を困難化する[政治学]

コーポラティズム(団体協調主義):圧力団体が政策の形成、決定に参加する公的制度[政治学]

ネオ・コーポラティズム:労使を代表する圧力団体が、制度的に政府の政策形成に参加する政治システム[政治学]

ロビイスト:アメリカにおける圧力団体の代理人[政治学]

圧力団体活動の日米比較:アメリカは、対象・議会、参加・自発的、政党とのつながり・不明確。日本は、対象・行政機構、参加・非自発的、政党とのつながり・政党ごとに系列化[政治学]

世論:社会や集団のメンバーの間での共通的問題に関する集合的意見。問題点は、世論の非合理性、世論の流動性、世論操作の危険性[政治学]

マス・コミュニケ−ション(マス・コミ、大衆伝達、大衆通報):新聞・雑誌・ラジオ・テレビジョン・映画などの媒体を通じて行われる大衆への大量的な情報伝達。要素は、主体、対象、媒体、内容、効果。機能は、環境監視、社会の調整、世代間伝達[政治学]

マス・メディア(大衆媒体、大量伝達手段):マス・コミュニケ−ションの媒体。効果は、新しい意見・態度の創造、既存の意見・態度の減殺・補強・改変、無効果[政治学]

マスメディアの発達原因:共同体を失ったばらばらの大衆が人的接触から疎外されて生活し、信頼できる情報を渇望すること。情報伝達技術の進歩[政治学]

マスメディアの政治過程における役割:社会に生じた政治的現象の情報を人々に伝える。政治現象を解釈しそれに対する大衆の反応を「主張」にまとめて政治行動に指針を示す。政府の支配の正当性とその政策とを国民に周知、徹底させる[政治学]

アナウンス効果:選挙などで、マスメディアが発表した情勢報道や選挙予測などが、有権者の投票行動に変化を与えること[政治学]

バンドワゴン効果:選挙などにおいて、マスメディアが多数者の支持があると報道しただけで、自分の意見を変更し、その候補者への支持に回ること[政治学]

疑似環境:マスメディアが設定する象徴的な環境[政治学]

ステレオタイプ的思考(紋切型):人間がものごとを見るときありのままは見ずに、必ず既に持っている固定観念に照らして何らかの修正を加えてから受容している、そうした思考方法[政治学]

ステレオタイプ的思考の発生原因:人間が生の事実の直視を無意識に避け、既知の世界に安住しようとする心理的性質。マスメディアの存在[政治学]

コミュニケーションの二段の流れ仮説(ラザースフェルド):マスメディアからの影響は、オピニオンリーダーを媒介として間接的に作用するとの仮説[政治学]

行動科学的政治学(シカゴ学派):現代政治学のうち、その分析手法に行動科学を導入したもの

政治的無関心:被支配者が政治に対してほとんど完全に受動的服従状態にあり投票などの政治参加への志向がきわめて低い状態。分類は、無政治的態度、脱政治的態度、反政治的態度[政治学]

無政治的態度:政治以外の事柄に対する関心が強いため、政治にはそもそも関心をもたないタイプ。伝統型無関心と現代型無関心[政治学]

脱政治的態度:政治に対する幻滅などのために、政治への関心を失ってしまったタイプ[政治学]

反政治的態度:政治というものに反感を感じ、積極的に関与を拒絶するタイプ[政治学]

伝統型無関心(制限選挙時代の無関心):前近代社会において政治が特定の身分の者のみが関わるものだという認識が伝統的に定着していて誰も疑いをもたない場合[政治学]

現代型無関心(現代大衆社会に見られる無関心):普通選挙が実現し、生活のさまざまな局面に政治が関係する現代社会にあって、政治の重要性も情報も有しつつ、自らの政治的責任を果たさない場合[政治学]

アノミー:社会規範の動揺や崩壊によって生じた社会的価値の混沌状態、またはそれによる社会成員の欲求や行為が無統制となった社会の病理的状態。単純(慢性)アノミーと先鋭(急性)アノミー[政治学]

グレージアによるアノミーの分類:単純(慢性)アノミーは、複数の信念体系が競合葛藤した状態。先鋭(急性)アノミーは、支配的な信念体系が崩壊し指導原理が全面的に喪失した状態[政治学]

政治システム論(イーストン):行動科学の視点に立ち、政治の複雑な機能を一つのシステム(体系)として分析しようとする研究方法[政治学]

政治システム(政治体系):社会内のさまざまな政治行動が関係しあって織り成す政治の全体的作動メカニズムを抽象化した図式的モデル[政治学]

グループダイナミクス(集団力学):集団現象の一般的法則を実験的に明らかにしようとするもの[政治学]

フローモデル:社会という環境の中に浮かぶ生物体のように政治体系を捉え、そこへの入力、そこからの出力そして出力の影響が再び入力としてフィードバックするという流体力学的モデル[政治学]

参加と競争によるデモクラシーの分類:競争的オリガーキー(寡頭制)。ポリアーキー(多頭制)。包括的ヘゲモニー(覇権制)。閉鎖的ヘゲモニー(覇権制)[政治学]

ポリアーキー:現実に可能な政治体制の中で民主政の理想にもっとも近いもの。多元的な参加と分権が実現した社会。条件は、結社の自由、表現の自由、選挙権、公職への被選挙権、政治的指導者が支持と投票を求めて競争する権利、代替的情報源へのアクセス、自由で公正な選挙、政府政策を有権者の投票その他の方法に基づかせる制度[政治学]

BBモデル:本質は括弧に入れて問わずブラックボックスにしておいて数量的処理可能なものを抽出する仮説[政治学]

了解モデル:研究者と読者とが自明の前提として了解しているところから打ち立てられる理論[政治学]

数理的方法:数学的モデルの構築を目指し、状況を単純化した実験(シュミレーション)をもとに記号論理学やゲーム理論を用いて、意思決定や紛争解決のパターンを明らかにし、現実の政治・行政における予測と妥当な選択を可能としようとするもの[政治学]

勢力均衡理論:複数の主権国家が相互の国益と国力とを考慮し、合理的に外交政策を処理することで国際システムの安定を図るべきとする16世紀以来の国際関係観[政治学]

安全共同体:主権を保持しながら社会的諸分野で交流融合を深め、もはや武力行使を想定しない状態に達した国家群[政治学]

政治的社会化:その人が今生きている政治システムで容認され実行されている政治的な規範、態度、行動のパターンを少しずつ習得していくこと[政治学]

政治文化:ある社会のなかで政治のシステムの意味と価値を定め、またそこに生きる人々の政治的行動の基本的前提とルールとを与える人間の態度、信条、心情のパターンの集合。未分化型、臣民型、参加型[政治学]

アーモンド、ヴァーバによる政治文化の分類:未分化型(偏狭型、地方型)は、被支配者が支配関係を意識していない場合 。臣民型は、被支配者が服従の関係として支配関係を意識している場合。参加型は、被支配者が服従と参加の過程として支配関係を意識している場合[政治学]

政治文化論の問題点:政治文化を社会の文化の枠組みから分離抽出しうるのか。個々人の政治への心理的志向の集合が無媒介にシステム全体の文化的配置と考えられている。政治や民主主義といった概念自体が社会構成との関連で初めて意味を特定しうる[政治学]

市民文化:臣民型と参加型が程よく混合して、民主主義的政治システムを安定させる政治文化[政治学]

日本の政治文化の特徴:西欧近代が生んだ理性的個人を主体とする市民社会、公衆が存在しない、すなわち前近代的な社会と個人との未分化状態が存続している。成員が濃密な情緒的結合で結ばれ相互に相手の無定量の好意に依存している甘え社会である[政治学]

ブログ全画面表示